MASTIFFS  試合記録

平成28年12月 3日 対 駒澤大学 (場所:富士通スタジアム 川崎)

横浜国大ブース

今回の試合は、川崎市の富士通スタジアムです。


販売、お疲れ様です。

 


試合前練習

円陣を組んで、作戦会議。


アメフトは、攻撃側の選手(オフェンス)が、相手陣地の端(ゴールラインより先)へ、ボールを持って進入すれば、タッチダウンで、6点となります。
このタッチダウンを狙うゲームですが、容易には一気に突破して、タッチダウンはできません。

少しずつ、前進を狙うのが主です。
そのために、いろんな作戦、駆け引きがあります。

アメフトは、激しい格闘技のイメージがありますが、作戦をどうたてるか。まさに、その頭脳ゲームでもあります。


なお、距離の単位で出てくる、1ヤード = 0.9144 m です。
約91センチメートル

約1m弱と思って頂けば、よいかと思います。


整列・コイントス


今回は、昼間の試合なので、前回より撮影は楽です。
が、太陽が雲に隠れたり、出たり。

明るさが、煩雑に変わるのは、困りました。そのつど、露出設定調整が必要となります。

今回はまさに重要な試合。横浜国大学長も、参加です。




コイントスが始まります。
コインを投げ、表か裏か、当たったチームが、選択権を得ます。

横浜国大学長が、コインを投げます。

横浜国大が、選択権を得ました。
横浜国大は、後半での攻撃権を選択。

よって、前半の選択権は、駒澤大学に行きます。駒澤大学は、前半は攻撃を選びました。
(通常、攻撃権を選びます)


前半

最初は、横浜国大は、守り(ディフェンス)です。

ディフェンス側が、キックオクをします。相手側に蹴り込み、そこから相手は、攻撃となります。
遠くへ蹴り、相手の拠点を少しでも後ろにします。


蹴るまでは、当方の選手は、ボールより前に出てはいけません。
キッカーとタイミングを合わせて走ります。


相手側選手がキャッチ。
キャッチしたら、前進します。

オフェンス側(攻撃側)は、ボールを持って前進。

オフェンス側は、前進できるよう通路を確保します。

ラグビーは、パスを繰り返し前進しますが、アメフトはひたすら走ります。 (パスも不可ではありません)
ラグビーは、ボールを持っていない選手への手出しは許されませんが、アメフトは可です。
そのため、各所で選手がぶつかり合い、格闘技みたいな要素があります。


ボールを持った選手が倒されたり、サイドラインがら出ると、ボールデッド。中断となります。

キックオフ後のプレーが中断となると、これより1stダウン。
4回まで攻撃権があります。

この4回の間に、10ヤード進めると、またそこから1 stダウンとなります。
つまり、どんどん前進できれば、ずっと攻撃が続けられます。


逆に、4回のうちに、10ヤード以上前進できないと、そこで攻撃権は終わり、今度は相手の攻撃権となります。


駒澤大学がオフェンス、横国大がディフェンスです。

ディフェンスは、相手が何をやってくるか機敏に察知し、素早く動きます。

ボールを持った選手が倒れると、ボールデッド。
(例外のケースあり)


10ヤード以上前進できれば、1stダウン、
できなければ、次のダウン( 1→2→3→4 )へ進みます。


10ヤード前進は、4回のうちの累積で、よいです。








10ヤード前進できないまま、4thダウンになった時、
選択肢があります。
何とか、前進を試みるか、諦め防御に備えるか。


このまま、相手の攻撃権になると、今の位置から、開始になります。
なので、諦めて、相手陣地へ、ボールを蹴る手もあります。

相手陣へボールを蹴り、今度、相手の攻撃開始位置を、自陣から遠ざける。

このキックを、パントと言います。
こちらは、パントされたボールをキャッチしたら、少しでも前進します。
そこが、オフェンスの開始位置となります。


オフェンスラインの5人は、基本的にボールに触る事はありません。
味方の進路を確保するのが、役目です。


前に、ロングパスを投げます。
ラグビーでは、前方のパスは不可ですが、アメフトは1ダウンごとに、1回だけできます。



前進しました。
10ヤード以上進むと、1stダウンとなり、攻撃権が増えます。

27番草野選手が走る。

審判の両手が挙がりました。タッチダウンです。


タッチダウンの後は、トライ フォー ポイント。
敵陣3ヤードから攻撃ができる。たいていキックを狙います。
キックを決めました。

これで、タッチダウン 6点 + キック 1点 =7点です。


横浜国大 7−0 駒澤大学


得点した側が、キックオフです。



ディフェンス、必死の防戦。


タッチダウンされました。
続いて、相手のトライ フォー ポイント。

追いつかれました。
7−7 の同点です。


駒澤大学のキックオフで再開。

激しく組み合っていますが、やっていいこと、いけないことは、決まっています。
殴ったり、蹴ったりは、反則となります。

タッチダウンです!

続いて、トライ
フォー ポイント キックが決まれば、プラス1点です。


キックを成功させるには、キックする選手を、他の選手で守ります。
これが、アメフトです。
6+1=7点 取得
横浜国大 14−7 駒澤大学

今度は、横浜国大のキックオフで再開。



横国大 14−7 駒澤大学

で、前半終了。

休憩時間



後半

横浜国大の攻撃権で開始です。
キックオフは、駒澤大学。

キャッチしたら、前進。


タッチダウン!
続いて、トライ フォー ポイント。



7点追加

横浜国大 21−7 駒澤大学


このように、7の倍数の得点で、進んで行く事が多いです。


得点した後は、キックオフ。
タッチダウンされました。
そして、トライ フォー。

90番 福田選手の豪快なブロック。  

横浜国大 21−14 駒澤大学

迫られてきました。

得点した、駒澤大学のキックオフで再開。

前進!

アメフトは、陣取りゲーム。大きく前進すれば、得点しやすくなります。

10ヤード以上前進できれば、1Stダウンになります。
攻撃権が、そこから、また4回。


反則があると、審判は黄色い布を投げます。

アメフトは、いろんな反則があります。
よくあるのが、ゲーム開始前、ボールの位置より前に出る事。
あと、過剰な相手への攻撃も、反則を取られます。

反則の内容によって、ペナルティが課せられます。

内容により、5〜15ヤード、後退させられます。

オフェンスなら、今より後ろへ後退。ディフェンスだと、相手が前進して来ます。

重い反則だと、
攻撃権即剥奪、相手に1stダウン、当該選手退場などがあります。


タッチダウン!
追加点です。

トライ フォー ポイントのキックも成功させ、7点追加。

横国大 28−14  駒澤大学


点差を広げました。


しかし、この後、タッチダウンされます。


トライ フォー ポイントで1点追加。
駒澤大学は7点取得。

横国大28−21駒澤大学


パスを、取られた!

オフェンスが、パスを相手ディフェンスに取られると、即座に攻撃権終了です。
1st〜4stダウンの、いつの場合でも即座に攻守交代。




タッチダウンされました・・。
そして、トライ・フォー・ポイント。

これで、同点か・・・。


止めた!

キックされた、ボールを止めました。

なので、相手は6点。


横浜国大 28−27 駒澤大学
同点ではなく、1点差です。


攻撃権は、横浜国大。

残り、1分48秒。

このまま、オフェンスで時間稼ぎできれば、勝ち。

もちろん、追加点が取れれば、それに越したことはありません。
こういう場合に、どうするか?。
それは、作戦をどう立てるかです。


前半、後半、チームは3回まで、チームタイムアウトを取れます。

横国大側は、時計が進むよう、タイムアウトを取ります。



4thダウンなので、パント。
攻撃権を放棄し、ボールを自陣から遠ざけます。


パントした方は、相手がボールに触れない限り、先には触れることはできません。

相手は、ここで揉み合いするより、ボールの静止位置からの攻めを、選択。

駒澤大学側がオフェンスです。

残り時間を、守り切れるか。
1点差なので、タッチダウンされたら、ひっくり返ります。


駒澤大学側は、時計が止まるよう、チームタイムアウトを使い、必死に粘ります。

少しでも、時間を節約。攻撃の時間を確保します。

一度、自らボールを地面に叩きつける、非常手段も。

これは、パス失敗となり、時計が止まります。ダウンが、1つ進みますが、時間節約の非常手段です。


守り切りました、4thダウン終了。

横浜国大がオフェンスです。


自ら、膝をついて、試合中断に。

この場合、時計は止まりません。

あと、9秒。

オフェンスは、ボールデッド(試合中断)から、40秒以内に試合を開始しないといけませんが、その40秒より、試合終了が先です



試合終了です。

ビッグ8で、2位が決定。

トップエイトへの入れ替え戦に進出となりました。





横浜国立大学 28 − 27 駒澤大学



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